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市場のサインを見逃すな!FXでの重要チャートパターンを徹底解説

  • FX

2019-12-12 更新

ブランド フェイク:FX取引では重要な意味を持つチャートパターンがいくつか存在するものの、どれくらい把握しているでしょうか。チャートパターンを正確に理解しておくことによって、相場分析に役立つだけでなく、自信を持った取引を行えるようになるでしょう。比較的わかりやすいチャートパターンを見逃さないことがFXで成果を出していくためには重要と言えます。チャートが持つ意味を把握しておけば、売買のタイミングなどが明確になりやすいというメリットもあります。ここでは、FX取引において知っておくべきチャートパターンについて紹介していきます。

1.チャートパターンとは何か

FXチャート

FX取引でよく使われるチャートパターンにどのようなものがあるのかを押さえておく必要があります。チャートパターンは大きく分けて3種類あり、それぞれ特徴も異なります。違いを知ることによって使い分けもできますし、どのような分析を行うべきかの道筋もつけやすくなるでしょう。チャートパターンを知っておくことで得られるメリットも含めて、詳しく解説していきます。

1-1.チャートパターンは大きく分けて3種類ある

チャートパターンとは、FX取引において使われるチャートの中で、よく現れる決まった形のことを指します。特徴的な形をしているため、今後の相場展開をある程度予測できるサインのような意味合いを持っているのです。チャートパターンには大きく分けて、「天井のサイン」「底値のサイン」「保ち合い解消のサイン」の3つのグループがあり、それぞれのグループでさらにいくつかの種類に分かれています。それぞれの違いを正確に把握することによって、チャートパターンを読み解くスキルを身につけていくことが大切です。

どのような相場状況であっても、同じような展開が続いていくものではありません。やがて、次の段階へと展開していくのでチャートパターンを把握しておく必要があります。チャートは過去の動きではあるものの、そこから導き出されるパターンは多くのヒントを与えてくれるはずです。代表的なパターンを押さえることによって、取引を有利に進めてみましょう。

1-2.チャートパターンを知っておくメリット

たくさんのチャートパターンを知っておくことは、「トレンド転換」を見逃さないためにも重要です。トレンド転換とは、為替価格の上昇基調から下落基調への転換、またはその逆を指します。相場の流れを見誤ってしまうと、思いがけないタイミングで損失を抱えてしまうことにもつながるものです。普段からチャートパターンを意識することによって、投資のチャンスを見逃さないだけでなく、リスクを軽減させることにもつながるでしょう。また、トレンドを把握することによって「安く買って高く売る」だけではなく、「安く買って高く売る」というトレードを実行できるようになります。特にFXの初心者である場合は、基礎的な部分をしっかりと習得していくことが重要です。基礎を身につけるだけでも、無用なリスクを抱え込まずに済みます。

2.天井圏を示唆するチャートパターン

天井圏を示すチャートパターン

まずは、天井圏を示唆するチャートパターンについて解説します。天井圏とは上昇トレンドが続いているときに、特定の価格帯が為替価格の上昇の終わりとなって次第に下落していくポイントのことを指すのです。天井圏のチャートパターンが現れたら下降トレンドに転換する可能性が高くなるため、手持ちの買いポジションの利益の確定や損切りを検討するタイミングだと言えるでしょう。天井圏を示唆する4つのチャートパターンについて解説します。

2-1.ダブルトップ

「ダブルトップ」とは、同じような高さの山を2つ描いてから次第に下落していくチャートパターンのことを指します。2つの山の谷間(安値)の水準から山のピークに至るまでの値幅分を、安値から水平に引いたラインから下がった部分が下落の第1目標となる水準です。山を形成するときにできる「ネックライン」を抜けていく下落があってはじめて、チャートパターンが完成する点を押さえておきましょう。ダブルトップは上昇トレンドが終了するサインであり、2つの山の高さは違っていても特に問題はありません。

2-2.ヘッドアンドショルダー(トリプルトップ・三尊)

「ヘッドアンドショルダー」は、人間の左肩・頭・右肩のような形に見えることが名前の由来となっています。トリプルトップや三尊といった呼ばれ方をされるときもあるのです。ヘッドアンドショルダーでは、まず高値をつけた後に安値まで下げてから再上昇します。そして、次の高値をつけた後に再び下がるのです。二度目の下落では一度目の下落ポイントよりも高い地点で反転をするものの、三度目の上昇では二度目の高値を抜けずに下落するのが特徴となっています。ヘッドアンドショルダーは数あるチャートパターンのなかでも特に重要とされ、このパターンが現れたときにはトレンドが終了する傾向にあります。

2-3.逆V字

「逆V字」とは天井まで勢いよく跳ね上がってから、一気に下落していくチャートパターンのことを指します。逆V字が現れやすいタイミングとしては、為替相場に影響を与える経済指標やニュースが発表された直後があげられるでしょう。しかし、予兆がほとんどないのも逆V字の特徴であるため、ほかの要素と見比べながら慎重に判断していくことが大切です。強烈な上昇の後から、いきなり下落する局面となるので相場に振り回されてしまわないようにポジション管理や資金管理を意識しておく必要があります。

2-4.ソーサートップ(団子天井)

「ソーサートップ」は団子天井とも呼ばれるチャートパターンであり、お皿を引っ繰り返したような形になります。このようなチャートの形になるのは、高値圏で小さな上げ下げを繰り返しているからであり、結果的に特徴的なチャートパターンとなります。ソーサートップでは、下抜けしたところがトレンド反転のサインだと言えます。チャートをよく観察していれば比較的見つけやすいものの、いったん下落に転じたときにはそのまま急落してしまうこともあるため、充分に注意しておきましょう。

3.底値圏を示唆するチャートパターン

底値圏を示すチャートパターン

底値圏を示すチャートパターンが現れると上昇トレンドに転換する可能性が高いため、手持ちのショートポジションを利益を確定したり、損切りを検討したりするタイミングでしょう。下降トレンドが続いているときに、特定の価格帯で為替価格の下落の終わりとなった後に上昇していくパターンを底値圏と言います。底値圏には4つのチャートパターンがあるので、それぞれ紹介していきます。

3-1.ダブルボトム

「ダブルボトム」とは、天井圏におけるダブルトップを上下逆にした形だと捉えておくと簡単です。ほぼ同じような水準で安値を2回つけるので、チャートの形から判断しやすいでしょう。安値をつけた後には高値の地点を通り、1番底と2番底を結ぶラインと平行な「ネックライン」を抜けて、上昇に転じるパターンとなります。

3-2.逆ヘッドアンドショルダー(トリプルボトム・逆三尊)

「逆ヘッドアンドショルダー」は、トリプルボトムや逆三尊とも呼ばれています。ヘッドアンドショルダーの逆パターンであり、まず安値をつけた後に上昇してから再び下落します。前の安値よりも低い位置の安値をつけるといった特徴があります。そして、三度目の安値をつけることとなるものの、これは二度目の安値よりも高い位置に収まります。そこから上昇してネックラインを抜けていく地点が、買いシグナルとされています。逆ヘッドアンドショルダーは、V字が3回描かれる特徴的な形をしているので、FX初心者であっても比較的見つけやすいチャートパターンでしょう。

3-3.V字

「V字」のチャートパターンでは、為替価格が一度大きく下がった後に反発して、大きく上昇するといった特徴を持っています。そのまま上昇トレンドに転じるケースが多いチャートパターンと言えます。ただ、逆V字と同様に予兆が見つけづらいという難点もあります。ほかのチャートパターンとうまく組み合わせたうえで判断してみましょう。相場はいったんトレンド転換を迎えると同じ傾向が続きやすいので、臨機応変に対処していくことが重要になります。

3-4.ソーサーボトム

「ソーサーボトム」とは、まるでお皿のように湾曲した形を作るチャートパターンです。相場が下落してから長い間、安値圏から抜け出せない状態が続くことによって、ソーサーボトムは形成されます。ソーサートップのチャートパターンを反転させた形となるので上方向に跳ね上がったら、上昇に転じたと判断することが可能です。ネックラインを明確に超えたことを確認してから、ポジションを持つほうが無難だと言えます。

4.レンジの解消が近いことを示唆するチャートパターン

ローソク足チャート

トレンドがほぼ横ばいの状態であり、価格が一定の値幅の範囲内で上下しながら推移している状態を保ち合いと言います。このチャートパターンが現れたときには上放れや下放れに備えて、今後のシナリオを立てつつ値動きを注視しておく必要があるでしょう。レンジを示唆する4つのチャートパターンについて解説していきます。

4-1.ボックス(レクタングル)

「ボックス」はレクタングルとも呼ばれ、保ち合い解消の基本となるパターンです。ボックスという名前がついているのは、保ち合いによってチャートが四角形の箱を描いているように見えるからです。やがて、保ち合いが解消されて(レンジブレイク)上下のどちらかに動くことになります。基本的にはそれまでのトレンドと同じ方向に動くことが多いものの、最初から決め込んでおくのはリスクでもあります。上下のどちらに動いても対応できるように、チャートを注視しておくことが大切です。ボックスのチャートパターンを正しく判断できるようになれば、レンジ相場にも強くなれるでしょう。

4-2.三角保ち合い(トライアングル)

「三角保ち合い」はトライアングルとも呼ばれるもので、三角形を描くような格好で揉み合うチャートパターンとなります。保ち合いの状態になっている価格の上値(高値)を結ぶ線と、下値(安値)を結ぶ線が次第に近づいていくような形が現れます。値幅がどんどん狭くなっていくのが特徴的なレンジであると言えます。つまり、上値は切り下がっていき、下値は切り上がっていくのが特徴です。上値ラインと下値ラインを延長していくと交差する地点を三角保ち合いの最終地点と捉えることができ、上下のどちらかに抜けていきます。

レンジの幅が狭まってくれば、やがて上放れか下放れするものの、事前に予測することは難しい面もあるでしょう。明確に三角保ち合いの状態が解消したことを確認してから、ポジションを取るようにするほうが無難です。

4-3.フラッグ

「フラッグ」はボックスと似ているチャートパターンではあるものの、トレンドとは逆方向に傾いていくといった特徴があります。急上昇や急落後に小さな保ち合いが形成されて、まるで四角形の旗のような形を描くことから、フラッグと呼ばれます。急上昇や急落のスタート地点から、旗の形が完成する地点までの値幅(旗の竿にあたる部分の長さ)に注目しておきましょう。これは、保ち合い状態を上または下に抜けた後に目指す目標値となるものだからです。

4-4.ペナント

「ペナント」は相場の急上昇や急落後に小さな保ち合いが形成されて、まるで三角形の旗の形を描く動きとなることから、こう呼ばれています。フラッグとは異なり、値幅がどんどん狭くなっていくのが特徴です。三角保ち合いやトライアングルと呼ばれることもあり、基本的には同じ意味だと捉えて問題ありません。急上昇や急落が始まった水準から、旗が形成された水準までの値幅に注目してみましょう。ちょうど旗の竿のように見える部分の長さが、保ち合いの状態から上か下に抜けた後の目標値とされています。

ペナントと似たような形であるものの、トレンドとは逆向きの三角形が形成される場合は「ウェッジ」となるので注意をしておきましょう。ウェッジでは、上値と下値が切り上がっていく場合は下放れとなります。その一方で、上値と下値が切り下がっていく場合には上放れとなります。似たようなチャートパターンを関連付けて覚えるようにすれば、効率的に学べるでしょう。

5.早速トレードに活かしてみよう!

取引を行う人

チャートパターンにはいくつもの種類があるものの、それぞれに目立った特徴があるので、基本を理解してトレードに生かせるのではないでしょうか。【vntkg FX】のプレミアチャートであれば、チャート画面が把握しやすいので初心者であっても安心して利用できます。チャート画面の見やすさは、チャートパターンを正しく認識することにも直結するものです。FXにおける基礎知識を早い段階で習得すれば、取引の幅も広がっていきます。最初からすべてのチャートを覚えようとするのではなく、1つずつ習得していくことが大切です。FX取引においてよく使うチャートパターンを身につければ、トレードそのものを楽しみながら取り組めるはずです。

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